子宮横紋筋肉腫で開腹手術②|術後の痛みと入院生活

成人では非常に珍しい「子宮横紋筋肉腫」と診断され、6月9日に子宮・卵巣摘出のため開腹手術を受けました。
前回の記事では、入院から手術、そして術後3日目に「目で見える範囲では転移はなかった」と聞くところまでを書きました。
今回はその続き。
術後の痛みや歩行、まさかのトイレ事件、入院中に出会った新人看護師さんとの出来事について書いていきます。

▶ 前回の記事:子宮横紋筋肉腫で開腹手術①|入院から子宮・卵巣摘出、術後まで

目次

ガスも💩も出た。だが歩く。

心配していたイレウスにもならず、無事にガスも💩も出ました。

良かった。

本当に良かった。

……だからといって、歩かなくていいわけではありません( ;∀;)

お腹を切っているので当然痛いのですが
術後の回復のためにも歩かなくてはいけません。

6月9日に手術をして、翌日の午後には
歩き始めました。

「お腹切った翌日にもう歩くの!?」

と思いますが、歩くんです。

痛み止めの点滴にはかなり助けられました。

たしか12日頃までは点滴の痛み止めを使っていたと
思います。

全部で4種類くらいあったのですが
その中にひとつ
私にはやたらよく効く薬がありました。

それを使うと痛みが楽になって
ものすごく眠くなる。

この「眠くなる」が、当時の私には
ありがたかった。

この頃は相部屋だったので、

痛い → 薬が効いてウトウトする
→ 他の人のお見舞いの話し声で
目が覚める → またウトウトする

そんなことを繰り返していました。

薬の名前を確認しようと思ったのですが……

退院時にもらった紙、捨ててしまったようです😢

13日頃には点滴の痛み止めも使わなくなり
飲み薬のロキソプロフェンで過ごせるようになりました。

少しずつですが、ちゃんと回復していたんだと
思います。

前回の手術のときは喫煙者だった私。
喫煙者は術後の痛みが強かったり
鎮痛薬を多く必要とする傾向がある
という研究もあるようです。
今回は禁煙していたから効きが
良かったのかな?
とも思いましたが、使った薬も手術も
違うので本当のところは分かりません。
参考:PubMed:論文ページ

開腹手術後の恐ろしいもの

術後、歩くこと以外にも怖かったものがあります。

くしゃみ、咳、そしてトイレ。

全部、お腹に力が入る。

普段の私は口を閉じたままくしゃみを
するのですが、このときばかりは
そんなことできません。

ティッシュで鼻と口を覆って、

「ハヒーィィーー!!」と

とにかくお腹に力を入れないような
気持ちでくしゃみをしていました。

人間、腹を切るとくしゃみの仕方まで
変わります。

そして、もうひとつ事件が起きました。

トイレで何かが出た😱

ある日、トイレで少しだけ踏ん張ってみました。

でも💩は出ない。

「まあ今日は諦めよう」

そう思って紙で拭いたところ……

ツルン。

……ん?

紙の感触がおかしい。

色もなんだか変。

そして明らかに肛門のあたりに、何かいる。

😱😱😱

慌ててナースコールしました。

看護師さんに「診察室へ行きましょう」と言われ
立ち上がった瞬間、

ヒュッ。

何かが元に戻ったような感覚がありました。

診てもらった結果、

「脱肛ですね」

……脱肛!!??😱

幸い、そのときには引っ込んでいました。

でも、それ以来トイレで踏ん張るのが
怖くなりました。

そして私のお薬ラインナップに、

マグミット500mg
(※マグミットは医師から処方された
便を柔らかくするお薬です。)

が加わりました。

前回の手術ではこんなことなかったのに。

今回はイレウスにもならず順調だと思っていたら
まさかそっちが来るとは……。

それ以来、今でも便秘や強くいきむことには
気をつけています( ノД`)シクシク…

新人看護師さん、頑張れ!

入院中は、日によって担当してくれる
看護師さんが変わります。

入院中、最初に担当してくれた看護師さんの
一人が、その年に入ったばかりの新人さんでした。

とても感じの良い子で、一生懸命仕事を覚えようと
しているのが伝わってきました。

術後、私は血栓予防のために、お腹に注射を
打ってもらっていました。

針自体は細いのですが、これが地味に痛い😫

針を刺すときというより、薬液が入ってくるときに
ビリビリと痛むんです。

ベテランの看護師さんだと、

サッと刺す → ピュッと薬を入れる
→ サッと抜く

という感じ。

痛いことは痛いけど、あっという間に終わります。

そして新人看護師さんも
先輩に見守られながら挑戦。

もちろん、とても丁寧にやってくれます。

丁寧なのは良い。

良いことなんですよ?

ただ……

丁寧な分、痛い時間も長い🤣

注射が終わって二人が移動したあと
カーテン越しに先輩看護師さんの声が
聞こえてきました。

「丁寧なのは良いけど
なるべく患者さんの負担にならないように
注射したあとの動作は早くしてあげましょう」

なるほど。

教える側も、ちゃんと患者側のことまで
考えて指導してるんだなぁと思いました。

そして翌日の夜。

またその新人看護師さんが注射をしてくれました。

今度は、

サッ。ピュッ。サッ。

……あれ?

全然違う。

前の日よりずっと痛くない。

カーテン越しの指導が聞こえていた私は、思わず、

「今回、痛くなかったよ👍」

と言いました。

「ありがとうございます😄」

と返してくれた彼女。

なんだか私まで嬉しくなりました。

頑張れー!

そんな気持ちでいっぱいでした。

看護師さんだって、最初から何でも
できるわけじゃない。

勉強して、資格を取って、現場に出て
こうして一つずつ経験を積んでいくんですよね。

大変な仕事を選んで、入院中の私たちのお世話を
してくれる。

改めて、ありがたいお仕事だなと思いました。

そんな感じで、痛い、歩く、💩に怯える…を
繰り返しながら、少しずつ体は回復していきました。
手術直後は一日がものすごく長く感じたのに
気がつけば退院の話が出るところまで来ていました。
次回は、退院までのことを書いていこうと思います。

▶ 前回の記事:子宮横紋筋肉腫で開腹手術①|入院から子宮・卵巣摘出、術後まで

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この記事を書いた人

2026年6月、子宮の腫瘍が見つかり、手術を受けました。

当初の病理診断は「子宮横紋筋肉腫」。その後の病理再検討で、「肉腫過成長を伴う子宮腺肉腫で、その大部分が胎児型横紋筋肉腫から構成されている」と診断が変わりました。

このブログでは、診断までのこと、検査・手術・病理診断・経過観察、お金や保険のこと、そして希少がんと暮らす日々を、一人の患者として記録しています。

私の記録が、いつか同じ病気と向き合う誰かの役に立ちますように。

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