6月8日、入院
6月8日。
翌日の手術に備えて、大学病院に入院しました。
ついこの間まで、自分が「がん」になるなんて
思ってもいなかったのに。
それも、聞いたこともなかった「横紋筋肉腫」
というとても珍しいがん。
術前検査では転移は見つかっていませんでし
たが、CT検査の結果だけは手術までに間に合い
ませんでした。
そして最終的なことは、手術で摘出したものを
病理検査に出してみなければ分からないとのこと。
翌日には、子宮と卵巣を摘出する手術を受ける
ことになっていました。
手術は開腹手術。
お腹をへその下あたりから10cm強くらい
縦に切る予定でした。
手術自体は今回が3回目。
過去に子宮筋腫切除と卵巣のう腫の
手術を受けていて
そのときは腹腔鏡下手術でした。
なので、今回のような開腹手術は
初体験。
前回の手術で一番しんどかったのは
術後の喉の渇きと痛みでした。
術後しばらくは水が飲めず、口の中が
乾くのが本当に辛かった。
なので今回は、そのあたりを少しでも
楽にできるように口腔保湿用のスプレーも
用意しました。
そんな細かい準備をしながら
「明日、本当に手術するんだな」
という現実が、少しずつ近づいてきました。
6月9日、手術当日
そして6月9日。
手術の日です。
手術前には、過去の手術による癒着がある可能性や
周囲の臓器を傷つける可能性
出血や輸血の可能性など、いろいろな説明を受けて
いました。
もちろん、怖くないわけがありません。
でも、このときの私にできることは、先生たちに
任せることだけでした。
手術前の準備をします
術前の準備がいろいろありまして。
まず、
おむつをはきます(`・ω・´)
そして剃毛。
これは自分で前もってやってはいけないようで
皮膚に傷ができると感染症のリスクにつながる
ためだそうです。
さらに液体の下剤も飲みました。
濃いポカリスエットみたいな味で、
すっごく甘くて、すっごく酸っぱい。
極端な味( ノД`)
量は250mlか500mlだったかな?
記憶が曖昧ですが、とにかくそれを飲みます。
そして、さらに浣腸。
お腹の中を空っぽにしていきます。
手術する前から
なんかもうヘロヘロです。
いざ!手術室へ
その後しばらくして、手術室へ
向かいます。
ストレッチャーで運んではくれません。
自分の足で歩いて向かいます。
心臓バクバクです😱
今回は開腹手術。
しかも前回の手術の影響で癒着があるかも
しれない。
周囲の臓器を傷つける可能性などの説明も
受けていたので、以前の手術よりずっと怖く
感じていました。
手術室に通され、自分で手術台に上がります。
横向きになって背中を丸め、背中から
硬膜外麻酔。
これは今回初めて経験しました。
寒くないのに、
恐怖で歯がガチガチ震えました。
人間、未経験のことはやっぱり怖いん
ですよね。
硬膜外麻酔を入れる前に、その周辺にも麻酔を
してもらうので感覚は鈍くなっているのですが
それでもなんとなく異物感がある。
さらに下半身がしびれていくような感覚。
怖かったです(´;ω;`)
そして、腕の点滴から麻酔が入ります。
右腕から何かが入ってくるような感覚。
だんだん意識が遠のいていく……
手術終了
???「まるさん、聞こえますか?」
おそらく看護師さんの声だったと思います。
呼びかけられて、意識が戻りました。
そのままストレッチャーで病室へ。
手術は14時頃から始まり、終わったのは
たしか18時頃。
無事に手術は終了しました。
過去の経験から、
「ここからは痛みと喉の渇きとの闘いだ」
と思っていました。
本来なら硬膜外麻酔で術後の痛みをコントロール
できると聞いていたのですが、私の場合は足先に
しびれが出てきてしまいました。
そのため硬膜外麻酔は抜くことになり
点滴の痛み止めで対処することになりました。
前回の手術では、痛み止めを使っても次の薬まで
時間を空けなければならず、痛みを我慢する
時間があって本当に辛かった。
今回は何種類かの痛み止めを使ってもらえたので
比較的なんとかやり過ごすことができました。
そして、もうひとつ恐れていた口の渇き。
今回は手術直前に歯を磨き、準備していた
口腔保湿用のスプレーも使っていました。
そのおかげなのか、前回よりは少し
マシだったかな?
それでも口の中は乾くので、看護師さんが
口を濯ぐのを手伝ってくれたのが本当に
ありがたかったです。
翌日のお昼頃までは
喉が渇く → 痛い → 痛み止め
→ 意識が朦朧とする
そんな状態を繰り返していました。
手術翌日、歩きましょう( ;∀;)
そして翌日。
自分の足で歩けることが確認できたら
尿道に入っていた管を外します。
ハイ。
ここからは歩く練習です(‘Д’)
お腹バッサリ切ってますが、歩くのです。
術後に歩くことは、腸の動きを戻したり
血栓などの合併症を防ぐためにも大切だそうです。
そして私が何より恐れていたのが、
イレウス(腸閉塞)。
なぜなら前回の手術後、実際にイレウスに
なったからです。
腸閉塞になるとどうなるか。
私の場合は、
緑色の液体をマーライオンのように
吐きました🤮
びっくりしますよ~。
青汁を飲んだ覚えもないのに、口から
緑色の液体が出るんですから。
前回はイレウスになったことで
退院が1週間延びました。
だから今回は頑張って歩きました。
腸よ、動いてくれ。
幸い、ガスも💩も早めに
出てくれました。
良かった。本当に良かった。
……ただし。
ガスと💩が出たからといって
歩かなくていいわけではありません。
この続きは子宮横紋筋肉腫で開腹手術②|術後の痛みと入院生活で🤣
手術の結果
術後3日目。
先生が病室に来てくれました。
まず聞いたのは、手術前には結果が
間に合わなかったCTについて。
CTでは転移は見られなかったとのこと。
そして、摘出した組織の病理検査が終わらないと
詳しいことはまだ分からないものの、
「目で見える範囲では、転移はなかったです」
と言われました。
先生が病室を出たあと、泣きました。
友達が願掛けをして持ってきてくれたお守り。
自分がもともと持っていたお守り。
ご先祖様。
家族や友達。
いろんな人の顔が浮かんで、
心の底から、
「ありがとうございます」
という気持ちでいっぱいに
なりました。
もちろん、この時点ではまだ本当の
結果は分かりません。
横紋筋肉腫自体がとても珍しい病気です。
最終的なことが分かるのは、摘出した組織を
詳しく調べる病理検査のあと。
結果が出るまでには、まだ時間がかかります。
つまり、手術が終わっても、
「これで全部終わった!」
とは、まだ言えませんでした。
次の記事では、術後の痛みや歩行
トイレで起きたまさかの事件😱
そして入院中に出会った新人看護師さん
との出来事について書いています。
▶ 次の記事:子宮横紋筋肉腫で開腹手術②|術後の痛みと入院生活


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